キヤノンは、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転のカメラ向けに明暗差のあるシーンでも被写体を正確に検知できるSPADセンサーを開発したと発表した。従来のSPADセンサーと比べて約5倍のダイナミックレンジを実現するとともに、1画素当たりの消費電力を約75%低減した。信号機などのLEDフリッカーも抑制できる。今後、車載向けなどを想定した量産開発…