2024年10月1日から、自動車検査制度（車検）の検査項目に「車載式故障診断装置（OBD）検査」が追加されます。
日刊自動車新聞電子版では、OBD検査の導入に合わせ、対象車種の型式や、検査用スキャンツール、スキャンツール故障時の対応などの情報をまとめました。
〈OBD検査〉検査用スキャンツール故障時の対応および連絡先一覧
OBD検査は、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など、新車への搭載が進む先進安全技術の誤動作や故障による事故を防ぐのが狙いです。
OBD検査の本格運用は、国産車が24年10月から、輸入車が25年10月から。国産車は21年10月以降、輸入車は22年10月以降の新型車が検査の対象となります。運転支援装置、自動運行装置、排出ガス抑制装置を検査します。
また、国土交通省はOBD検査の開始に合わせて、「新しいクルマに、新しい車検がはじまります」をキャッチフレーズとしたOBD検査を紹介するチラシやポスターを作成しました。これらは整備事業者が顧客への入庫案内などで活用できるように「OBD検査ポータル」でダウンロードすることができます。
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