ヤマハ発動機は4月10日、FIA「フォーミュラE世界選手権」への参戦を2027年以降も継続すると発表した。シャシーメーカーの英ローラカーズとの提携契約を続けることで合意した。コア技術の一つ、高度なエネルギーマネジメント技術の手の内化に取り組む。
ヤマハ発は今シーズンから、ローラへ電動パワートレインを供給している。車体は独のレーシングチームのアプトが使用している。
26年には技術規則の変更により車両が刷新され、最大出力600kWを誇る「第4世代」が導入される。ヤマハ発は次世代への切り替え後も参戦を続け、電動化技術の底上げを目指すとしている。