仏ヴァレオは、魚眼カメラのサラウンドビューに関する自動運転研究用のオープンソースデータセット「ウッドスケープ」を公開したと発表した。自動運転と駐車技術の研究開発を加速させるのが狙い。

 データセットにはヨーロッパ中を走行する複数のヴァレオ車両に搭載された4つの魚眼カメラでキャプチャーされた1万枚超の画像で構成されている。画像内の画素を複数の領域に分けるセマンティックセグメンテーションや深度推定、相対位置推定手法であるビジュアルオドメトリなど、さまざまなタスクのための付与情報(アノテーション)を使用している。