トヨタ自動車子会社のウーブン・プラネット・ホールディングスは18日、自動運転車用の高精度地図を手がける米CARMERA(カーメラ)の買収手続きが完了したと発表した。カーメラが得意とする地図の更新や変化点の管理技術などを生かし、ウーブンが手がける高精度地図生成プラットフォーム(AMP)の開発を加速する。

 カーメラは2015年に創業したスタートアップ企業。18年からウーブンとは新しい地図更新技術の開発に向けた実証実験などを行ってきた。両社はドライブレコーダー程度の安価なカメラで取得した映像でも地図更新を実現できる技術を開発しているという。買収額は非公表。