マツダのシンボルでもあるロータリーエンジンを搭載したスポーツモデルを開発するために1965年の開設当時、企業が持つ試験場としては国内最大規模だったマツダの三次試験場(広島県三次市)―そのテストコースの一角にひっそりと立つ石碑には「飽くなき挑戦」の文字が刻み込まれている。ロータリーエンジンの生みの親と呼ばれた故・山本健一マツダ元社長の言葉だ。マツダ…