2014年の全国の交通事故死者数は4113人、前年より260人(5・9%)減ったという。減少傾向は14年間続いており、現行の統計方法で遡れる1948年以降で3番目に少ない。過去最悪を記録した1970年の4分の1以下の水準まで下がっている。しかしながら、依然として毎年4千人を超える方が亡くなっていることも厳然たる事実だ。重傷者数に至っては、死者数の…