トヨタ紡織は、 “こころ豊かな暮らしに貢献”という考えのもと、今回はリサイクル性を向上した開発品などを紹介する。
初出品となる「モノマテリアルカバーシート」「モノマテリアルドアトリム」は、従来、複数の材料で構成されているシートカバーとドアトリムの性能は維持しつつ、材料の統一を実現した。これにより、解体が容易にでき、リサイクル性向上につながる。またシートカバーは、当社が保有する表皮一体発泡工法を活用し、無縫製のモノマテリアル化したカバーとウレタンパッドを成型することで造形の自由度も向上している。
温熱快適性と省エネルギーを両立した「サーマルコンフォートシート」は、シートの背もたれと座面にシートヒーターやシートベンチレーションシステムを備えるとともに、首元へも温風や冷風を送って快適性をさらに向上させたシート。エアコンで車室内全体を温度調整するよりも、人の体に近い部分で温め、または冷やすことで、より省エネルギーに貢献し、快適な車室空間を実現する。
その他の展示として、高リサイクル性バイオポリマー(リサイクルしても性能が維持される植物由来樹脂)や、ハイドロジェンパワーシステム(水冷式小型燃料電池を採用したFCシステム)を紹介する。
[人とくるまのテクノロジー展2025オンライン展示当社サイト]
https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=1994
※人とくるまのテクノロジー展サイトでユーザー登録し、ログインの上、ご確認ください。
また、出展に関する情報は特設サイトでも公開していきます。(5/14~)
https://tech.toyota-boshoku.com/aee2025/jp/index.html