山下ゴム(石川常夫社長、埼玉県ふじみ野市)は、新興国の生産比率を2016年度に現状の6割弱から8割以上に引き上げる。日本及び米国からアジアやメキシコへ生産移管を進めるとともに、先進国より2割以上低い新興国の生産効率を日本並みに引き上げる。同時に材料や設備などの内製化も進め、新興国生産においてコスト競争力と高品質を両立させる。同社では14年度から3…