マツダが「ブランド価値経営」の浸透を狙う。過去には値引きと残価減の悪循環を〝マツダ地獄〟とも揶揄(やゆ)された。この過ちを繰り返さず、着実に成長してきた米国販売の施策を手本に、販売台数と収益の二兎を追う。日本の実情に合わせ、効率的に収益を稼ぐ体制づくりが問われている。足元のマツダの国内販売は伸び悩んでいる。2024年度は約15万2千台、シェアは3…