海外を中心に市場回復が進むと共に合理化の徹底によって収益力の向上に手応えを感じている。今期は新興国への生産投資を活発化、低価格車を始めとした現地向けモデルの拡充に取り組む日系自動車メーカーのニーズの吸収に向けた体制を整えながら、経営基盤の強化を目指す。(有馬 康晴)―経営の見通しは「昨年度の第2四半期から上り調子になった。海外は予想以上に復活が早…