国内第1弾のアット3の中古車が増えている

 中国・比亜迪(BYD)傘下で日本の乗用車事業を手掛けるBYDオートジャパン(東福寺厚樹社長、横浜市神奈川区)は、初度登録から10年30万㌔㍍まで駆動用電池の性能を保証するサービスを認定中古車に適用したと発表した。延長保証は新車向けに4月から有償で提供しているが、中古EVには標準付帯とすることで、電池の劣化や航続距離に対する顧客の不安の払しょくし、販売増につなげる。

 これまでもeアクスルや電池といった高電圧部品は8年15万㌔㍍まで保証していたが、電池に限って保証期間を延長する。また、電池の残存性能(SOH)が保証期間内に70%を下回った場合、無償で修理やリビルド電池と交換する。