コックピットドメインコントローラー(CDC)を開発・製造するオートリンク(本社・中国無錫市)は、「人とくるまのテクノロジー展 名古屋」で、コックピットとADAS(先進運転支援システム)の統合制御に対応する最新製品を展示する。
クアルコム製Snapdragon 8775を採用した統合ドメインコントローラーで、2025年10月までに量産出荷を開始する予定。併せて、Snapdragon 8255を使用したAIエージェント機能付きの中高級CDCも紹介する。
同社は、Snapdragon 8155搭載のCDCを主力製品とし、長城汽車、Geely、BYD、広州汽車、Cheryなど中国の主要自動車メーカーに採用されてきた。2021年以降、200万台以上を中国内外へ出荷している。
2025年にはグローバル戦略を本格化。日本市場を最初の進出先に定め、年初に子会社を横浜に設立した。5月には「人とくるまのテクノロジー展 横浜」にも初出展し、CDCをはじめ、コックピットとADASの統合コントローラーや車載光通信モジュール、ゾーンコントローラーなどを披露し、注目を集めた。
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