「2020年まで市場が順調に拡大を続けた場合、中国の自動車メーカーは“グローバル途上国プレーヤー”になる可能性がある。日米欧のメーカーは量的に少ない、価格ピラミッドの上のほうだけでビジネスを行う存在になるかもしれない」―。自動車産業の将来を展望した時、東京大学の丸川知雄教授は中国メーカーが新興国を中心にグローバル事業を拡大する可能性を指摘する。丸…