トヨタ自動車もトヨタ博物館(愛知県長久手市)のレストランで提供するカレーをレトルト化し、1995年から販売している。故豊田英二会長が当時の役員らに「うまいぞ」と勧め、評判が広がったことで商品化されたという。
19年間で販売1千万食を突破し、同館の名物土産になっている。ビーフやポークなど6種類を432円(消費税込み)で販売する。レトルトカレー発売から30周年の今年は、味噌とトマト、バターチキンの3種類の記念カレーも販売している。540円(同)だ。
ホンダは各製作所と本社などの食堂で提供するカレーうどんの素をレトルトとして販売する。「埼玉製作所味」を2017年に発売し、その後各拠点の味を追加した。現在6種類を販売する。
本社の「青山ビルの味」は和洋を融合した魚介系の出汁、「鈴鹿製作所味」はじっくり炒めた玉ねぎの甘味が特徴で、390円(同)だ。以前は本社の1階で販売していたが、現在は工事中のためホンダのイベントなどで購入可能だ。
同社の社員食堂でカレーうどんが提供されるのは毎週金曜。白い制服にカレーうどんの汁が付着しても洗濯できるようにするためだという。今でも「圧倒的人気メニュー」(広報部)のようだ。
スバルも期間限定で販売していた。「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」でまかないとして12年からチーム内で食べていたカレーを、18年6月に数量限定で発売した。価格は5食セット3千円(税抜き)で、累計7730食を販売した。チーム内で〝ニュルカレー〟と親しまれているカレーがレトルト化され、「スバリスト」の間で話題となった。
販売店の販促アイテムとしてカレーを提供するのはダイハツ工業だ。独自のキャラクター「カクカクシカジカ」を商品パッケージにデザインしたカレーで、直近5年間で1500食を配布した。