トヨタ自動車は16日、「アルファード」「クラウン」「RAV4」など21車種の電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象は2022年6月15日から25年6月19日までに生産された計64万6376台。

 コンビネーションメーターにおいて、制御プログラムの検討が不十分なため、メーターの稼働時間が長くなると、回路基板上の素子が早期に劣化し、始動の際などに速度計や警告灯が確認できなくなる恐れがある。全車両、該当プログラムを修正するか、コンビネーションメーターを対策品に交換する。