トヨタ自動車とビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン、長谷川正敏社長、東京都港区)は、10月4~5日に燃料電池車(FCV)を中心とする水素をテーマにした共同イベントを麻布台ヒルズ(東京都港区)のブランド発信拠点「フロイデバイBMW」で開催する。両社のFCVの開発陣によるトークセッションや、トヨタ「クラウンFCEV」と、BMW「iXハイドロジェン(プロトタイプ)」の体感試乗会などを実施する。
トークセッションには、トヨタでクラウンや「ミライ」の開発を担当してきた清水竜太郎ミッドサイズビークルカンパニーMS製品企画ZSチーフエンジニアと、トヨタとの共同開発責任者を務めるBMWジャパンのレナート・ピーターバイスプレジデントが登壇する。イベントではこのほか、子ども向けの燃料電池ミニカーづくりや水素グリルを使った特別カフェメニューの提供を行う。
トヨタと独BMWは、2024年に水素関連の協業を強化すると合意。BMWが28年にも量産予定のFCVに搭載する第3世代燃料電池システムの共同開発などを進めている。