輸入車販売のホワイトハウス(木村文夫社長、名古屋市名東区)の子会社で車載機器などの開発・販売を手掛けるTCL(同)は、洗浄機能付きポータブルトイレを開発したと発表した。同社によると洗浄機能付きで折りたたみ可能なポータブルトイレは日本初という。2026年初頭に発売予定。販売台数目標は現時点では未定とする。

開発品は、充電式バッテリーで作動する洗浄シャワーを搭載。ペットボトルの水も使用できるため、断水時でも利用可能とする。シャワーの水圧は無段階で調整可能とした。

本体の重量は9.3kgで、耐荷重は100kg。サイズは、組み立て時が幅580×奥行610×高さ940mmで、折り畳み時は幅580×奥行880×高さ210mm。

アウトドアや介護用のトイレのほか、災害時の非常用備品としての利用を想定する。現時点での価格は未定。