長納期が常態化している

トヨタ自動車は、新車の長納期化対策として、納期を〝見える化〟する新たな受発注システム「J―SLIM(スリム)」を国内に導入する。販売会社の受注データを生産計画と照らし合わせ、生産の進捗状況も反映させて2年先までの納期が把握できるようになる。新型「プリウス」から導入する。系列販売会社が顧客に正確な納期を伝えられるようになる一方、トヨタ側も受注状況を…