日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)など自動車関連21団体で構成する「自動車税制改革フォーラム」と自動車総連(金子晃浩会長)は、16日から順次、8都市で自動車税制の改正を求める街頭活動を行うと発表した。例年は11月ごろに行っていたが、今年は税制改正の要望活動を強力に推し進めるため6月も実施する。

 「今こそ変えよう!クルマの税金!」をスローガンに、ユーザーの「生の声」を集める。JAFが7月末まで実施を予定する「自動車税制に関するユーザーアンケート」への回答も呼び掛ける。作成したチラシで、現行の自動車税制は9種類・9兆円にも及び、日本全体の税収の約1割を負担していることなどを訴える。不合理な「二重課税」や「当分の間税率」といった複雑な仕組みが続いており、ユーザーの98.9%が負担を感じていることも主張する。

 

街頭活動の実施予定場所・日程は次の通り。

 ▽北海道=23日・JR札幌駅南口▽宮城県=27日・JR陸前原ノ町駅北口▽東京都=27日・JR田町駅東西口コンコース▽愛知県=16日・金山総合駅周辺▽大阪府=26日・京橋駅前広場▽広島県=23日・JR西広島駅周辺▽香川県=19日・JR高松駅前▽福岡県=19日・天神駅(ソラリアステージ付近歩道)