ダイハツ工業は3月12日、2025年春の労使交渉(春闘)で2万1200円(総額)の賃上げを行うと発表した。労働組合の要求に対しては満額回答で、物価高などに対応するとともに、人材投資を加速して認証不正からの再スタートを切る考えだ。一時金も5.4カ月と満額回答だった。

24年は認証不正を踏まえ、組合側は賃上げの要求を行わず、一時金5.0カ月のみを求めた結果、2000円の賃上げと一時金の満額回答を得ていた。

(2025/3/12更新)