高炉の脱炭素化が急がれる

JFEスチールは、西日本製鉄所・倉敷地区(岡山県倉敷市)に新設を予定する大型電気炉で、2027年から自動車用鋼板や電磁鋼板の生産を開始する方針を示した。還元鉄を用いることで、二酸化炭素(CO2)排出量を高炉使用時より約50%削減できる。稼働当初は年産約200万㌧を見込む。自動車のライフサイクルアセスメント(LCA)全体のCO2削減にもつながるため…