日本製鉄は、製鋼プロセスでの二酸化炭素(CO2)排出量を低減するため、九州製鉄所八幡地区と瀬戸内製鉄所広畑地区の高炉を電炉に転換する検討を開始すると発表した。大型電炉で自動車など向け高級鋼板を量産する技術の早期確立を目指す。同社は、2050年までに事業活動でのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現に向けて、高炉水素還元や水素による…