鉄は重量ベースで自動車の約6割を占める

国内鉄鋼メーカーが自動車向け鋼材の脱炭素化を進めている。足元では製造工程で削減した二酸化炭素(CO2)削減量を特定製品に割り当てる「マスバランス方式」を用いた提案を強化しており、19日には日産自動車が初めて量産車への採用を決めた。鉄鋼各社は、鉄スクラップなどを原料とする電炉の利用拡大などでCO2排出削減を進めているが、高炉と比べると、自動車向け高…