ホンダは18日、アキュラブランドの新型電気自動車(EV)「ZDX」を世界初公開した。ゼネラル・モーターズ(GM)が開発した車載電池「アルティウム」を用いる共同開発車で、2024年初頭に発売する。走行性能をより高めた「タイプS」も設定した。

 電池容量は102キロワット時で、航続距離は米国環境保護庁(EPA)が定める基準で300マイル(約482キロメートル)以上を目指す。タイプSは、約500馬力のモーターを積む。また、高級オーディオブランド「バング&オルフセン」の車載音響や、コネクテッドサービス「グーグル・ビルトイン」を搭載した。

 GMの北米にある工場で生産する。

 価格は、ZDXの標準モデルとなる「Aスペック」で6万ドル(約872万円)台、タイプSは7万ドル(約1018万円)台からの見込み。