ホンダは、2024年初めにSUVタイプの電気自動車(EV)「プロローグ」を北米で発売すると発表した。ホンダは40年までに四輪の新車販売すべてをEVと燃料電池車(FCV)に切り替える方針。ホンダとして北米初となる量産EVであるプロローグを皮切りに北米でもEVの投入を加速する。24年内にはアキュラブランドからもSUVタイプのEVを発売する。

 プロローグとアキュラブランドのEVは、いずれもゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発するモデル。GMが開発したバッテリー「アルティウム」を採用するなどGMのリソースを活用してコスト競争力を高める一方、デザインやパッケージなどでホンダらしさを打ち出す。2モデルに加え、20年代後半にはホンダが独自で開発するEVプラットフォーム「e:アーキテクチャー」を採用したモデルも投入する。