新明和工業は、塵芥車の電気自動車(EV)を発売した。荷台の駆動力を取り出す装置「ePTO」を三菱ふそうトラック・バスの小型電気トラック「eキャンター」の新型車に架装して商品化した。電動化によって、二酸化炭素(CO2)の排出削減と騒音低減が可能とする。

 従来のディーゼル車同等のキャブサイズ、ホイールベースとなっており、それぞれのシャシーに対応した豊富な架装物が活用できる。専用の追加部品を必要としないため、ディーゼル車に架装した場合と同様にスマートな外観を維持できるという。年販目標は25台で、自治体、廃棄物収集運搬業者、資源物収集運搬業者を中心に販路を開拓する。