環境省は27日、商用車の電動化促進事業の公募を開始した。事業者が電気トラック(EVトラック)やEVタクシーなどを購入する際の費用を一部補助する。トラックの対象車は7社17モデルで、今後も対象車種を追加していく。

 EVトラックの場合、ディーゼルエンジン車など標準車両との差額の3分の2を、EVタクシーの場合、車両価格の4分の1を補助する。プラグインハイブリッド車(PHV)と燃料電池車(FCV)も対象とする。

 日野自動車の「デュトロZ EV」の事業用車(緑ナンバー)なら516万5千円、三菱ふそうトラック・バスの「eキャンター」(同)なら最大832万9千円を補助する。公募期間は来年1月31日まで。