日刊自動車新聞社は31日、整備業界の活性化へ多くの事業者の手本となり得る事例を表彰する「第1回整備事業者アワード2022」の表彰式を都内で開催した。自動車業界の変化を前提に先見性のある経営手法や継続的な地域支援、社会貢献など14部門で19事業者を選出。事業規模の大小や数的指標だけでは判断できない取り組み内容にも焦点を当て、他社が追随できる取り組みかどうかを重視して評価した。

 審査委員長を務める東京大学生産技術研究所の須田義大教授は総評で、「各社が整備士の人材不足などのさまざまな困難の中で、創意工夫を進めていた。アワードを通じてますます業界が活性化することを期待する」と述べた。