東京パラリンピックの開会式を見た。そこでパラリンピック本来の意義を鮮明に感じたのは、私だけではなかったはずだ。実は私、スポーツファンに叱られそうだが、途中の演出で出てきたロックバンドのギタリストに目が止まった。知名度のある布袋寅泰氏ではなく、脇にいた2人の素人にだ。ひとりは全盲だが素晴らしいギタープレイを行い、もうひとりは身体が不自由であるにも関…