「事業の売却にも聖域なく取り組む」と岸田社長(24日)

ニデックが、創業者肝煎りの車載部門も視野に入れた不採算事業の見直しを進めている。営業利益率10%以下の事業が再編対象で、この中には欧州のeアクスル事業も含む。M&A(合併・買収)を重ねて成長してきた半面、事業の縮小や売却経験はほとんどない同社。「カリスマ経営からの卒業」(岸田光哉社長兼CEO)は果たせるか。「事業の売却にも聖域なく取り組む」―。2…