高速道路3社は交通情報案内「ハイウェイテレホン」で、携帯電話を対象にした全国統一番号「#8162」のサービスを9月末で終了すると発表した。スマートフォンの普及などによりインターネット経由による確認が増えており、統一番号サービスの利用が年々減少していた。全国58局で提供している地域別のハイウェイテレホンは継続するため、10月以降も個別の電話番号にかければ電話による情報提供も受けられる。高速各社はこのほか、日本道路交通情報センター(JARTIC)による電話案内サービスや、「ハイウェイラジオ」などの利用も呼びかけている。
ハイウェイテレホンは東日本高速道路と中日本高速道路、西日本高速道路が運用している。ドライバーは電話により、3社が管理する高速道の事故や渋滞、通行止めなどの交通情報を自動音声で確認できる。今回、終了を決めた統一番号サービスは、#8162をダイヤルすると全国58局の中で最も近い地域局へ自動的につながるものとなっていた。