国土交通省は、自動料金収受システム(ETC)専用の「スマートインターチェンジ(IC)」の新設について、6日付で高速道路会社に事業許可したと発表した。北関東自動車道の笠間パーキングエリア(PA)に設けるスマートICなど4カ所。このほか、全国の6カ所について、準備段階調査に着手することも明らかにした。国交省や高速各社は建設コストが抑えられるスマートICを効果的に配置していくことで高速道路の利便性を高め、人やモノの流れを改善して地域活性化につなげていく考えだ。
事業許可と準備段階調査に入るスマートIC(仮称9は次の通り。
事業許可=笠間PA(北関東道、茨城県笠間市)、豊橋新城(東名道、愛知県豊橋市・新城市)、両河内(中部横断道、静岡市清水区)、黒丸(中央道、滋賀県東近江市)▽準備段階調査=新得(北海道横断道、北海道新得町)、八幡平(東北道、岩手県八幡平市)、千代田PA(常磐道、茨城県かすみがうら市)、足利(北関東道、栃木県足利市)、外環八潮(東京外環道、埼玉県八潮市)、神田(北陸道、滋賀県長浜市)