ヤマハは、自動車マフラーの排熱を使って発電する熱電発電モジュール「YGPX024」を開発したと発表した。モジュールを活用することで、オルタネーターの負荷低減や電力回生による燃費改善、二酸化炭素排出量削減につながる。

 開発品は、モジュールの上下面を貫通する熱流に生じる温度差から電力を供給することが可能な発電モジュール。5G(第5世代移動通信規格)などの光通信ネットワークで活用されるペルチェモジュールで培った高性能熱電材料技術と高精度実装技術を応用して開発した。動作温度を最大400度と高温化し、出力密度を向上することで、1モジュールで最大143ワットと世界最高の電力を供給する。

 また、自動車の排気管に接地するマフラーの高温動作という過酷な使用環境下での耐久性を確保するため、独自の応力緩和構造とステンレスパッケージ封止構造を採用した。大型化しながら熱応力に起因するモジュール破損を防止する。

 5日からサンプル出荷を開始した。