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 ブリヂストンは16日、2023年までの3年間で、グローバルで約160拠点ある生産拠点の4割を削減すると発表した。拠点再編を含む構造改革で、530億円の改善効果を見込む。

 同社は近年、営業利益率が低下傾向にあり、拠点の再編成を含め事業体系の転換を進めている。すでに仏べチューン工場と南アフリカのポート・エリザベス工場の閉鎖を決めた。

 23年までの中期事業計画内で実行し、3年間で7000億円を投資する。高インチタイヤやソリューション事業など高収益事業にリソースを集中させ、23年に調整後営業利益を15年規模に近い4500億円に引き上げる。