ブリヂストンは16日、2020年12月期の連結純損失(国際会計基準)が233億円になったと発表した。通期では69年ぶりの最終赤字。新型コロナウイルスの影響による生産停止や原材料価格の上昇が業績を圧迫した。

昨年11月に公表した通期予想は純損失600億円の見通しだったため、当初予想よりは赤字幅は縮小したが、黒字確保までは至らなかった。

売上収益は前年同期比14.6%減の2兆9945億円、調整後営業利益は同35.0%減の2229億円だった。