日産自動車は11月1日、臨時取締役会を開催し、12月1日付けで内田誠専務執行役員・東風汽車(東風日産)総裁が代表執行役社長兼CEOに就任する人事を決定したと発表した。同時に、三菱自動車のアシュワニ・グプタCOOが日産の代表執行役COO兼CPO、関潤専務執行役員が執行役副COOに就任する。山内康裕代表執行役社長兼CEO代行・最高執行責任者は退任して取締役として残る。
日産は、指名委員会が内田氏の社長CEO、グプタ氏のCOO、関氏の副COOの就任をそれぞれ決定し、取締役会で2020年1月までに就任することを決議した。日産の業績が落ち込んでいる中、早期に経営体制を固めることが得策と判断、取締役にならないままで12月1日に就任する。
また、クリスチャン・ヴァンデンヘンデ執行役副COO兼CQOが執行役CQO兼副CPO、スティーブン・マー常務執行役員が執行役CFO、ホセ・ルイス・バルス専務執行役員が執行役副社長に就任する。
軽部博執行役CFOと川口均は執行役副社長は退任する。