日産自動車のイヴァン・エスピノーサ社長が就任して最初の決算(2025年4~6月期)は、純損益が1千億円を超える赤字となった。世界での販売状況は依然厳しい状況にある。ただ、経営再建に向けて着実な一歩を踏み出し始めた。最大の懸案だった、世界で7工場の削減計画については5工場にめどをつけた。同社にとって最大の市場である米国でも販売改革に乗り出した。自動…