2018年の自動車春闘が14日、大手企業の一斉回答日を迎えた。トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの大手3社が昨年を上回る賃金のベースアップ(ベア)を獲得。日産は満額の3千円を回答した。電動化や自動運転社会の到来など事業環境が大きく変化する中、交渉は異例の長期戦となったものの、組合側が求める人材への投資を企業側が汲み取った格好となった。“官製春闘”と…