同社HPより
ユタカ技研は8月29日、インドのマザーサン・グローバル・インベストメンツ・ビーブイが自社への株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。ユタカ技研は賛同する方針を示す。マザーサンは、ホンダが保有する69.66%を除く30.34%の株式を取得。その後、ホンダが保有する株式の取得などを進め、連結子会社化する方針だ。議決権保有割合はマザーサンが81%、ホンダが19%となる見込み。買い付け価格は1株当たり3024円。
買い付け開始は国内外での認可を前提として、2026年1月下旬の予定としている。TOB成立後、一連の手続きを経てユタカ技研は上場廃止となる見込みだ。
ホンダ系サプライヤーのユタカ技研は、マフラーやトルクコンバーター、ブレーキディスク、モーター部品などを手掛けている。25年3月期業績(国際財務報告基準)は、売上高が1792億円(前年度比17.1%減)、営業利益が63億円(同42.9%減)、純利益が45億円(同38.9%減)だった。
インドのマザーサングループは、自動車サプライヤーなどに対して積極的なM&A(合併・買収)を推進している。日本メーカーでは、23年に市光工業の自動車ミラー事業を買収したほか、24年にはホンダ系サプライヤーだった八千代工業(現マザーサンヤチヨ・オートモーティブシステムズ)を傘下に収めた。
(2025/8/29更新)