ホンダを主要納入先とする上場部品メーカーの2026年3月期業績見通しは全9社中、6社が営業増益を予想した。中国事業の苦戦など厳しい状況は続くが、工場の統廃合や人員削減などの構造改革を進めてきたことや、部品価格の改定が進むことで収益が改善する。ただ、エフ・シー・シーが業績見通しを「未定」とするなど〝トランプ関税〟の影響は見通せず、先行きは不透明だ。…