中国販売不振のダメージが大きい(写真は広汽ホンダの生産ライン)

ホンダを主要取引先とする上場部品メーカーの2024年4~9月期連結業績は、ホンダの中国での四輪車販売不振の影響を大きく受けた。中国事業の収益悪化や、インフレ影響による労務費上昇などが収益を圧迫し、9社のうち、2社が営業赤字、2社が営業減益となった。一方、為替差益や二輪車向け部品の好調、部品納入価格の引き上げによる増益効果で5社が増益と、明暗が別れ…