高度経済成長の時代、主に中学卒で働く人たちを「金の卵」と言った。確保するのが難しく、能力があり成長が期待できる人材として多くの企業が採用に力を入れた。世の中が豊かになり大学などへの進学率が高くなるとともに、話題にのぼらなくなっていった◆採用する側からすれば高度かつ専門的な教育を受け、即戦力に近い人が望ましい。とはいえ少子化の中でそんな人材は限られ…