■次世代車普及と輸送効率向上でリコール監理室の室長を務めていた時、タカタ製エアバッグの不具合問題が表面化した。「悲惨な事故に至ることがある重大な案件。国民を守るという観点から注目もされたし、責任の重さも痛感した」と振り返る。環境政策課での仕事は3回目。初めての2001年当時は、まだ公害問題が深刻で、「当時の東京都知事がペットボトルに入ったすすを振…