来年10月1日に予定される消費税10%への引き上げが迫る中、一向に進まない自動車関係税の見直しに業界の危機感は頂点に達しつつある。あらゆるモノやサービスにかけられる消費税が上がれば、庶民の節約志向は車などの耐久消費財にも向かうからだ。買い替え期間が延び、新車需要がさらに縮小するなら小売業界にとどまらず、国内の開発・生産基盤の弱体化が現実味を帯びる…