厚生労働省は、「個別労働紛争解決制度」の実施状況をまとめた。2015年度の労働相談件数は8年連続で100万件を超えて高止まりしているほか「いじめ・嫌がらせ」に関する相談が4年連続で最多記録を更新した。厚労省は雇用者から寄せられる労働相談に対し、専門の相談員が対応する「総合労働相談」、都道府県の労働局長が自主的な解決を促す「助言・指導」、労働問題の…