資本提携の会見で握手する日産自動車のカルロス・ゴーン社長と三菱自動車の益子修会長

三菱自動車による軽自動車4車種の燃費データ不正が発覚してから1カ月余り。国土交通省の指示に基づいて実施してきた社内調査で不正の内容が次々と明るみに出た。深刻な経営の悪化も懸念される中で、事態は急転直下、日産自動車との資本業務提携へと発展した。この間の動きを改めて振り返る。(小室 祥子)発端は三菱自が4月20日に急きょ発表した「当社製車両の燃費試験…