幼少の頃から機械好き、車好きで自然と理科系を進路に選択した。大学卒業後も方針はぶれず、メカニックとして大阪マツダに入社。無我夢中で仕事に没頭した。「数学のように白黒はっきりしており、故障の原因を見つけた時はこの上ない喜びだった」ことに醍醐味を見いだした。当時、技術は教わるのではなく先輩社員から盗むもの。見よう見まねでさまざまなことを試す過程で知識…