環境省と国土交通省が設置する「排出ガス後処理装置検討会」が、最終報告をまとめた。ディーゼル重量車の排ガス後処理装置「尿素SCRシステム」を搭載する2005年規制(新長期規制)適合車で、同システムを構成する前段酸化触媒の性能低下については要因の一つとして推定していた硫黄被毒との関係性が明らかにならなかったとし、引き続き調査・研究が必要とした。また、…