化学物質による健康や生態系への影響を防ぐのが環境保健部の役割。水俣病の被害者救済や原発事故を受けた「福島県民健康管理調査」も担当する。同部のトップとして「水俣病や喘(ぜん)息、石綿被害対策などの救済問題は、環境問題の原点として取り組んでいく」と決意表明する。福島県民健康管理調査の実効性をめぐって、様々な意見があることも事実。制度設計に際し「日本の…